「新型ノロウイルス」大流行!?感染から身を守るには [ダイエット,健康情報]
ノロウイルスとは??
ノロウイルスは主に手指や食品などを介して経口感染し、
おう吐や下痢、腹痛などを引き起こすウイルスです。
健康な人は1~2日で軽快することがほとんどですが、
抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などでは、脱水症状を起こしたり、
吐しゃ物をのどに詰まらせたりして死亡するケースもあります。
「特別な警戒」が必要!
11月ごろから患者数が急増し、流行は春先まで続きます。
これから半年近く「特別な警戒」が必要ということになります。
とくに今シーズンは新型ノロウイルスの発生により、
大きな流行になるのではないかとの懸念が広がっています。
今年9月以降に国内で発生したノロウイルスの集団感染は、
ほとんどが遺伝子の変異した新型ウイルスによるものだったことがわかっています。
『過去に免疫がないから』という話もありますが、
そもそもノロウイルス感染症には免疫が成立しにくく、何度でも再感染します。
基本的には感染経路や症状、対処法が変わるわけではないので、
『新型』という言葉に惑わされず、従来通りの対策をきちんととるのが肝心です!
アルコール消毒は効かない!
インフルエンザなどと異なり、ノロウイルスにはワクチンがありません。
予防の基本は、入念な手洗いと調理の際の加熱の徹底すること。
手洗いのポイントは、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄する。
温水による流水で十分にすすぎ、清潔なタオルで拭く。
カキなどの二枚貝は、中心部が85~90度で90秒以上加熱することが望ましい。
調理した後のまな板や包丁からサラダ用の生野菜にウイルスが付着することもあります。
調理器具の殺菌には、ハイターやブリーチなど市販の
家庭用塩素系漂白剤(次亜鉛酸ナトリウム)が有効。
これらは床やトイレの便座、ドアノブなどの消毒にも使えます。
特に気を付けなければならない場所
ノロウイルスによる食中毒の原因施設別の発生件数(厚労省)を見ると、
飲食店が68%ともっとも多く、次いで旅館が12%で、この2つだけで全体の8割を占めます。
集団感染や空気感染もあるので、用心して毎日を過ごすことが大切。
ノロウイルスの感染者と接触しないよう、できる限り外出を控えるようにしましょう。
といってもさすがに限度がありますので、
外出時にはマスクを着用して人混みを避けるように行動するように。
もし、かかってしまったら!?
激しい嘔吐と下痢に見舞われますが、吐き気止めや下痢止めの薬は服用してはいけません。
服用した直後は楽になるかもしれませんが、ノロウイルスを体外へ排出する機会を減らし、
体内で繁殖させるきっかけとなってしまいます。
現在、ノロウイルスに対する抗ウイルス剤はないので、
感染した場合は安静にして、水分と栄養補給を十分に行い、回復を待つほかありません。
ノロウイルスはエボラ出血熱や天然痘と違い、
多くの場合は自然に治るものなので、極端に恐れる必要はないです。
感染してしまったら冷静に受け止め周囲に感染を広げないよう、
自宅でゆっくり静養するのが一番です!
去年から除菌には「除菌消臭剤チャーミスト」を使っています。
医療機関でも採用されている除菌率99.99%の優れもの。
赤ちゃんが口に入れても大丈夫なんですよ( ^)o(^ )
色んな物に使えるのでかなりおすすめです!
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2015-11-06 16:40
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